化学

職種紹介

地球温暖化や酸性雨、大規模開発の環境アセスメント、ダイオキシン類対策などの企画立案、環境ホルモンなど微量化学物質の調査・試験研究のほか、繊維やプラスチックなど工業分野における先進的技術の研究開発や技術指導に従事します。

主な配属先
本庁
環境政策課、循環社会推進課 など
出先機関

衛生環境研究センター、健康福祉センター、工業技術センター など

職員インタビュー

職員インタビュー
  • 田中 碧
  • 環境政策課
  • [令和5年度採用]

現在の仕事内容と印象に残っている仕事は?

公害防止のために、河川・海域・湖沼の水質や工場排水を監視する業務を担当しています。また、市町や事業所からの環境保全に関する相談にも対応しています。
担当業務として、事業者から工場排水の浄化処理方法の改善に関する書類を受け取った際、自分では気づかないポイントについて先輩からアドバイスをいただき、事業者に適切な処理方法を助言できたことがありました。
それ以来、自分ももっと知識をつけて、先輩のように細やかな対応をしたいと思い、必要な知識の習得に励んでいます。

県職員を志望した理由は?

身近な人たちのために仕事がしたいと思ったのがきっかけです。
県庁では化学の知識だけでなく、民間企業で培ったITの導入や数値解析に関する知識も広く活かせると考え、民間企業から県職員への転職を決めました。

やりがいや魅力は?

個人や会社の利益のためでなく、県民の生活を守るために仕事ができることにやりがいを感じます。

やりがいや魅力調査資料の作成

チャレンジしていること、今後チャレンジしたいことは?

担当業務に関連する法令解説を読んだり、過去の書類を見直したりなどして、知識習得に励んでいます。現在は実務に近い知識を学んでいるところですが、今後はより視野を広げて勉強し、公害防止管理者(水質)の資格を取りたいと考えています。

クレド5項目の中で最も心がけていることは?

「現場」を思い浮かべるよう心がけています。河川の水に異常が発生した場合には、関係課へ素早く情報提供をする必要があるため、出先機関から状況を正確に聞き取り、どこで発生したか、何が起こっているのか、どんな対策をすべきかなど正しく伝達しなければなりません。迅速かつ的確に対応できるよう、本庁にいながらも現場をイメージして業務にあたっています。

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ある一日の流れ

  • 8:30登庁、メールチェック
  • 9:30電子決裁の進捗確認、修正・説明追加や発送
  • 10:30環境省からの水質汚濁状況に関する調査資料作成
  • 12:00同期と昼食
  • 13:00風力発電所建設に関する審議会の開催補助
  • 17:00議事録作成
  • 17:15退庁

福井県のお気に入りスポット

勝山市にある取立山です。こつぶり山ルートでは、滝や小川のそばを通り、360度を山に囲まれた尾根線をのんびり歩くことができます。頂上では白山を眺望でき、景観の変化が楽しいです。初心者も楽しめるお気に入りの山です。

取立山(勝山市)取立山