ディレクター
ディレクターとは
「県民のチャレンジ応援」、「幸福度日本一のふくいブランド発信」など、プロジェクト別に30代後半から40代前半の中堅職員をディレクターに抜擢しています。
ディレクターは管理職である「課長相当」の役職で、プロジェクトに関連する分野の各部の若手職員とともに部局横断的なチームを結成し、県政の重要課題解決に取り組んでいます。
- 寺井 優介
- チャレンジ応援ディレクター
- [平成18年度採用]
所属歴
- 平成18年若狭県民サービス室主事
- 平成21年情報公開・法制課主事
- 平成25年ブランド営業課主事・主査
- 平成30年危機対策・防災課企画主査
- 令和 3年チャレンジ応援ディレクター(課長相当級)
今までの仕事と、ディレクターとしての仕事は?
これまで情報公開・法制課での法令関係業務や、ブランド営業課での恐竜ブランド「ジュラチック」の立ち上げ、危機対策・防災課での災害対応業務など、幅広い分野で業務経験を積んできました。
令和3年度にチャレンジ応援ディレクターに就任してからは、福井のチャレンジする若者「ふくいチャレンジャー」を応援するため、SNSを通じた情報発信、若者同士のマッチング、各種イベントの企画・運営などを行っています。何から何まで初めて尽くしの仕事で、毎日違う仕事をしているのがとてもエキサイティングで楽しいです。課長相当の役職ということで「チャレンジ応援チーム」のリーダーとして、チーム員のみんなと日々新鮮な気持ちで仕事をしています。
ディレクター就任後の変化は?
これまではデスクの上で仕事をすることが多かったですが、圧倒的に県庁の外に出ることが増えました。一番大切なのは、知事もよく話している「徹底現場主義」だと感じています。自分の頭で考えるのはもちろんですが、県民の皆さんの実際の話を聞いて物事を進めるのが大切だと思うようになりました。
県職員の仕事のやりがいや魅力は?
県職員の仕事のやりがいは、どのような小さなものでも必ず「誰かの役に立っている」と実感できることです。仕事を進める際には、それにどのような意味があり、誰の役に立てるのかをいつも考えています。
また、幅広い仕事を経験できることも大きな魅力です。これまで、観光、法律、防災と様々な分野を経験してきましたが、そのどれもが自分自身の成長に繋がったと感じています。
クレド5項目の中で最も心がけていることは?
「『協働』って仕掛けづくり」です。
県庁だけでなく、民間の皆さんと一緒にものごとを進めていくのも大切だと考えています。令和5年度は「チャレンジ応援文化祭」という、民間企業の皆さんの協力のもと、若者のチャレンジを応援するイベントを行うことができ、とても嬉しかったです。
受験者の方へメッセージ
「福井県の魅力を全国に発信したい」という思いをもって入庁したので、今はまさに自分がやりたかった仕事ができており、毎日が充実しています。これから県職員を目指す皆さんも、自分が県庁で何をしたいのかをぜひイメージしてみてください。入庁したら、願いは必ず何かの形で叶うと思います。
幹部職員紹介
- 田中 智美
- 女性活躍課 課長
- [平成6年度採用]
所属歴
- 平成 6年児童家庭課主事
- 平成 8年
(平成10年9月〜11月)嶺南振興局二州税務部
(国際塾に参加)主事 - 平成11年国際課主事
- (平成13年)(産休・育休取得)
- 平成14年砂防海岸課主事・主査
- 平成17年県民サービス室主査・企画主査
- 平成20年労働政策課企画主査
- (平成20年)(産休・育休取得)
- 平成23年人事企画課企画主査・主任
- 平成26年観光振興課主任
- 平成28年国際経済課総括主任
- 平成30年人事委員会事務局総括主任
- 令和 2年県民活躍課課長補佐・参事
- 令和 5年女性活躍課課長
入庁から今までの仕事は?
初めて配属された児童家庭課では、児童手当や児童入所施設等の担当をしました。大学の専攻やボランティアの経験から福祉行政を希望しており、身の引き締まる思いで業務に当たりました。当時、エンゼルランドの建設構想があり、夢のある仕事の一端を経験できました。
観光振興課・国際経済課では、各国大使や総領事の来県調整を行うとともに、ブラジルの福井県人会創立50周年に際しては、現地で開催される記念式典に参加し業務を行いました。また、在住外国人と連携して福井をSNSで発信する事業や留学生の県内就職を促す事業など、多くの新規事業を企画し実行しました。
現在の女性活躍課は、令和5年5月に新設され、女性リーダーの育成、家族みんなで家事を楽しむ「共家事(トモカジ)」の推進、「ふくい女性活躍推進チーム」の運営など、福井の女性が働きやすく、暮らしやすい環境づくりを支援しています。ずっと携わりたかった業務であり、直接企業を訪問し、経営者の方々と意見交換をしながら、業務を進めています。
県職員の仕事のやりがいや魅力は?
県の業務分野は福祉、土木、観光など多種多様で、総務・経理、事業、営業など業務内容も幅広くあります。また、市町より広域で業務ができ、国より地域の行政課題に密接に対応できます。私自身も、福祉から税務、土木から秘書など全く異なる分野を経験してきましたが、それは決してバラバラではなく、全ての経験において、点と点が線につながって、さらに面となり、仕事に厚みが出てきます。
民間企業や中央省庁派遣、海外大学院研修など入庁後も県庁の外で経験を積める制度や、チャレンジ制度、ディレクター制度など、自分がやりたい業務に手を挙げる制度も充実していますし、働きやすい環境も整っています。私も現在介護・育児のため、フレックスタイム制度や在宅勤務を活用しており、役職に就いても、やりがいを感じながら、柔軟に働けることが魅力の一つです。
クレド5項目の中で最も心がけていることは?
「現場」と「挑戦」です。
「現場」においては、直接生の声を聞くことを大事にしています。経営者の方からお話を伺う企業訪問や、女性リーダー研修、セミナーに出向く機会を意識的に増やし、年間100回以上を目標にしています。
「挑戦」においては、自分の中に限界を設定しないようにしています。「できない」のではなく、どうしたら「できる」のかをみんなで考え、議論し、解決策を見出すよう努めています。また、業務に関連した資格の取得や講座の受講など、常に自分を高める努力をしています。
受験者の方へメッセージ
福井県では、幅広い分野で様々な職種・年齢層の職員が活躍しています。出産・育児や介護など家庭の制約があっても柔軟な働き方を選択でき、年齢を問わずチャレンジできる制度があるなど、「働きやすさ」と「働きがい」の両方があります。
自分が担当したことが、県民や地域の役に立っていると実感できるのも県職員ならではです。あなたの力で福井県をさらに幸せな県にしていきませんか?